先日夕方のNews番組で「t-PA」なるものが紹介されていました。
これは、「血管を溶かす薬」で、90年代に登場しました。
脳の血管が詰まる脳梗塞(こうそく)の治療に使われます。
脳卒中になってからすぐにこの治療を受ければ、劇的に良くなる可能性があるとして、最近話題になっている新薬です。
この血栓溶解剤「t-PA」の使用が日本では、2005年に認可(2005年10月に保険適用)され、普及しつつあります。
この薬は発症から三時間以内に投与しなければならないので、発症から二時間以内に専門病院(t-PAが投与できる病院)に到着する必要があります。
東京都ではこのt-PAの普及が他府県よりも遅れているそうです。
日本経済の中心地であるこの東京でです。驚きですよね。
高齢化社会の中で大事な家族や友人を守るには最低限の医療知識をもつことが必要だと私は思います。
毎日の生活の中で、もしもの時に備えてちょっとした医療知識などを勉強するのも高齢化社会で生きていくためには必要なことなのではと思いました。
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