このかわいらしいお花は何かわかりますか?
なんと「あずき」の花です。
今日は私の食生活に欠かせない「あずき」について紹介してみます。
「あずき」の語源ははっきりしていません。「大和本草(やまとほんぞう)」では「あ」は「赤色」、「づき」あるいは「ずき」には「溶ける」の意味があるとされていますし、「赤粒木(あかつぶき)」が転じてあずきとなったとの説もありますし、インドでの呼び名「アジケ」からという説があります。またあずきの「き」は天気などの「気」と同様、もともと万物が育つための根源力という意味が込められているそうです。古来よりその薬効が重要視されている証拠なんでしょうね。
あずきの原産地は温帯アジアで、1200年以上前に中国から渡来したと言われています。あずきのほとんどは、和菓子のあんこや甘納豆などに加工され古くから食されていますよね。その中でも「あんこ」という食品は日本独特のもので日本の食文化を語るのに欠かせない物なのです。
ちなみに、英語でも「あずき」で通用しますよ。
あずきにはビタミンB1(不足するとエネルギー生成がスムーズにいかず、疲れがとれず、イライラ感などの症状が出やすくなるの)が含まれているので、糖質をエネルギーに変え、糖質が筋肉内に蓄積して疲労物質に変わるのを防ぎ、疲労回復、肩こり、筋肉痛などに効果 があります。
また食物繊維が豊富で便秘を解消し、「サポニン」が含まれていますのでコレステロールや中性脂肪を低下させ、高血圧、高脂血症の予防にも効果 があるようです。
それにサポニンは高い利尿作用があり、女性には嬉しいあらゆる「むくみ」にも有効なんですよ。(あずき茶なんて商品もあるの)
私は「あずき」(有機のあずきがお勧め)にお塩一つまみ入れて、お鍋でやわらかくなるまで茹でます。それを小分けにして冷凍しておきます。おやつが欲しい時に冷凍庫から出してレンジでチン♪していただきます。イライラして一杯食べることもないし、サポニンのおかげでむくみも取れてとても助かっています。
皆さんもお試しあれ~♪ (^_^)/~